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安全大会の開催について

昨年度に引き続き感染症対策に留意しオンラインでの開催となりましたが、2022年6月17日 第43回安全大会を開催致しました。

●2022年度安全スローガン

「気づいたら即対応 小さな見逃し 大きな事故のもと」

配信の様子
表彰企業・発表者控室
参加企業への粗品

日刊建設新聞社(2022/06/21掲載)にて掲載いただきました記事をご紹介致します。

旭建設(千葉市中央区、高橋昌宏代表取締役)と、その協力会社で構成する旭会(音成直行会長)は日、2022年度の安全17大会をオンライン形式で開催した。今回で第42回目となった同大会には協力会約160社が参加し、「気付いたら即対応小さな見逃し大きな事故のもと」を安全スローガンに労働災害を撲滅するなど、信頼される企業へ決意を新たにした。

コロナ感染症予防のため、昨年に続いて今年度も、千葉市中央区の本社会場には、同社役職員と安全表彰の受賞者代表らのみが出席。会場の様子をウェブで生中継した。大会冒頭のあいさつで、高橋代表は、休業日数4日以上の事故ゼロが続いていることを報告するとともに、円安や貿易赤字、建設投資の減少など、厳しい経済情勢を俯瞰しながら、「わわれれの立ち位置をしっかりと見つめ、より競争力を強化していく」と表明。

ことしのテーマとなっている「組織力と個の力」の向上を呼びかけ、苦情処理と再購入決定率の間の相関関係を示した「グッドマンの法則」を紹介しながら、クレームに誠実に対応するなど、信頼され、必要とされる企業であることの大切さを訴えた。

続いて登壇した旭会の音成会長は、「昨年度の安全衛生成績は大変優秀だったが、まだまだ不安全行動が見られる」と戒め、「安全大会を契機に協力業者が一致協力して、 災害事故のない、明るい魅力ある快適な職場づくりに努めてほしい」と呼びかけた。

安全衛生方針に続く来賓祝辞では、千葉労働基準監督署の北川仁副署長が、県内労働災害の現状と働き方改革について解説。特に転倒災害が増加傾向にあることに注意をうながし、「すべての人が安心、安全、安定して働ける千葉を目指して、労働災害の防止、働き方改革に一緒に取り組んでいこう」と締めくくった。

安全表彰では、無災害工事作業所5カ所、施工協力店2店、協力業者5社、優秀職長5人を表彰。控室から順番に中継会場に入場してもらうなど、3密を避けながら、高橋代表が一人一人に賞状を送り、その功績をたたえた。

続く実践発表では、安全・工程・品質・原価の「4大管理」の質向上に向けた取り組みとして、同社建築部の若手職員2人が、「ITツールの活用による業務効率の改善」と「週間業務工程表による業務の見える化」について紹介。

最後に、旭会の代表が、「安全スローガンのもと全従業員一丸となって、新たな職場の環境づくりに注力し、不安全行動に対する監視や注意喚起を強化、労働災害を撲滅する」と宣言。事故防止と安全管理への心構えを新たにした。

年度の表彰者は次の22通り(敬称略)。

【無災害工事作業所表彰】
〇第花園ビル改築工15事〇仮称・タナックス株式会社社屋新築工事〇かずさアカデミアホール外壁シーリング他更新工事〇仮称・特別養護老人ホームなでしこショートステイ増築工事〇おゆみ野東南部3号線外舗装改良工事(緑3‐1)

【施工協力店表彰】
〇国井建設〇引地組

【協力業者表彰】
〇八功コミュニティ建設〇日東〇渡辺電気工業〇前田道路・東京支店千葉営業所〇ドムスコーポレーション

【優秀職長表彰】
〇布施正治(八功コミュニティ建設)〇飯島大輔(渡辺電気工業)〇谷口徹(ドムスコーポレーション)〇田中皓基(前田道路・東京支店千葉営業所)〇伊藤恭平(日本建設)

日刊建設新聞社(2022/06/21掲載)